GTS Advisory Inc.(本社:韓国ソウル、代表理事 & CEO:木村 正博)は、2026年6月1日、韓国の大手エネルギー企業であるSKガス株式会社(以下、SKガス)の経営トップおよび実務責任者を対象とした特別セッションを実施いたしました。

本セッションを通じて、単なる異文化理解にとどまらず、SKガス社内の実務中核メンバーによる自発的な日本ビジネス研究組織「KAN-π(カンパイ)」の発足という具体的な組織変革が実現しました。これは、情報提供という旧来のアドバイザリーの枠を超え、クライアント企業の内部エコシステムを構築する当社の「伴走型(ハンズオン)コンサルティング」の圧倒的な成果を示すものです。

経営トップの深い共感を呼んだ「ボールペンと鉛筆」のメタファー
本セッションは、『日韓ビジネス協力の構造的な違いと解決策 〜ボールペンの決断(韓国)と鉛筆の下絵(日本)〜』と題し、尹炳錫(ユン・ビョンソク)社長、金容範(キム・ヨンボム)本部長をらをはじめとするSKガス経営陣および実務陣に対して実施されました。

代表の木村は、日韓企業のビジネスOS(意思決定プロセスと企業風土)の根源的な違いを独自の視点で解説しました。最高経営トップの決断のもと、決して消すことのできないインクで直線的に突き進む韓国の「ボールペン(圧倒的なトップダウンと突破力)」の文化。対して、現場の責任者が徹底的なリスク検証を行い、何度も消しゴムで修正を繰り返しながら完璧な品質と全社的な合意を築き上げる日本の「鉛筆(ボトムアップと品質至上主義)」の文化。

この構造的な差異に対する本質的な指摘は、長年日本企業との協業を模索してきたSKガス経営陣から極めて高い評価と深い共感を獲得しました。

実務陣の自発的変革:日韓ビジネス研究組織「KAN-π」の誕生 本セッションの最大の成果は、参加したSKガスの新規事業(Origination)チーム等の実務中核メンバーが、自発的に公式な社内組織を立ち上げた点にあります。

新たに発足した研究組織「KAN-π(カンパイ)」は、日韓のビジネスパーソンが心を開く瞬間の合言葉である「乾杯」と、永続的に広がり続ける「関係のパイ(π)」を意味しています。同組織は今後、日本企業特有の意思決定方式(稟議・根回し)や、中長期的な関係構築のメカニズムを継続的かつ体系的に研究・実践するプラットフォームとして機能します。

GTS Advisoryは、この「KAN-π」に対して外部参謀として継続的に関与し、彼らが日本市場において真のシナジーを創出できるよう、強固な伴走支援を行ってまいります。

組織内部から変革を促す「マエストロ」としての価値
グローバルビジネスにおいて、企業が直面する最大の壁は「言葉」や「法律」ではなく、「意思決定プロセスの非互換性」です。GTS Advisoryは、日韓の多様なビジネス要素を調和させる「マエストロ」として、両国の点と点を繋ぐ(Connecting the Dots)役割を担っています。外部からの助言にとどまらず、クライアント企業の内部組織に火をつけ、自走するシステム(エコシステム)として定着させることこそが、当社の提供する真の価値です。

代表取締役 / CEO 木村 正博のコメント 「日韓両国の企業が真のパートナーシップを築くためには、互いの『OSの違い』を深く理解し、リスペクトすることが不可欠です。今回、SKガスの皆様がセッションの内容を単なる知識として消費するのではなく、『KAN-π』という具体的な組織行動へと昇華されたことに、深い感銘を受けております。GTS Advisoryは今後も、最前線での実務経験に基づく独自のインサイトを提供し、日韓ビジネスの新しい未来を共に創り上げる最高の伴走者であり続けます。」

SKガス株式会社 について
SKガスは、韓国を代表するエネルギー企業であり、SKグループの中核を担う企業の一つです。韓国国内のLPG市場においてトップシェアを誇り、現在は従来のLPG事業にとどまらず、LNG、水素、アンモニアなどを網羅する「Net Zero Solution Provider(ネットゼロ・ソリューション・プロバイダー)」への事業転換を強力に推進しています。次世代のグローバルなエネルギーエコシステムの構築に向け、国内外の有力パートナーとの戦略的提携を積極的に展開しています。

  • 代表者: 代表取締役社長 尹 炳錫(ユン・ビョンソク)
  • 本社所在地: 韓国 京畿道城南市(SKエコハブ)
  • Webサイト: https://www.skgas.co.kr/
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